テンポの速い曲を上手に歌うコツ5つ|ズレる人の共通点

歌や音楽
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みなさん、こんにちは。
ボイストレーナー・話し方講師の新田知代です。

「テンポ早い曲苦手…」という人、ボイトレ初心者で先生から「テンポ速い曲苦手みたいだね」と言われている人、カラオケで歌っていてなんだかズレるという人。

そう言われる人の多くは、実はテンポ感が悪いわけではありません。

テンポの速い曲でズレる人の多くは
・発音、発声の処理に時間がかかっている
・声の切り替えに無意識レベルで迷いやすい
・無意識に力んで歌っている

このような歌い方の癖がテンポの中で目立ってしまっているだけなんです。

その悩み、ここで整理していきましょう。



この記事では、テンポの速い曲が苦手な人に多い歌い方の癖と、その克服練習方法を5つ紹介します。
この記事を読めばおそらく自分の歌い方の癖に気付けるはずです。

癖は大事だけどコントロールできない癖は意味がないのでストレートに歌って完璧に仕上げたらそこから癖付けをしていきましょう!

まずは癖を取るぞ!!

なお、テンポが合わない原因は人によって異なります。

「自分はどこでズレやすいのか」をタイプ別に整理した記事もあるので、
気になる方はこちらも参考にしてみてください。

テンポがズレる人はどのタイプ?アップテンポが苦手な原因を整理しよう

【言葉処理タイプ】「かぁきぃくぅけぇこぉ」のように言葉の後ろに全部母音をくっつけない

バラードを歌うのが得意な人にありがちなのがフレージングを上手につくるのだが子音の後ろに母音が必ず入っている癖
あと昔の私自身の癖でもあります。

子音の後に母音をつけなければ有声音は発音できないのだが、そもそもその母音部分が間延びしてしまう。


実は、これはテンポの速い曲には一切いらないんです。
むしろ、ぶつ切りで練習した方がテンポが取りやすくなります。

もし全部ベターっと歌う癖がついている人がいたら、一音一音跳ねるようにブツ切りで音節ごとに切って歌う練習をてみてください。
びっくりするくらいリズムが合ってくるはず!

<おススメ練習曲>
シュガーソングとビターステップ/UNISON SQUARE GARDEN

UNISON SQUARE GARDENの"シュガーソングとビターステップ"をApple Musicで
UNISON SQUARE GARDENの「シュガーソングとビターステップ」をApple Musicでプレビューします。2015年年。期間:4:14。

【テンポ認識タイプ】テンポを守って遅くならないようにする

「テンポを取る」って意識していますか?

よくある相談として、テンポが速くても「なんとなく速い」は分かる。
でも自分がテンポから遅れているのかも分からず、声も出しにくくなって悪循環になるパターン。

そんな人は曲によってBPMは異なるのでそれぞれに合わせて基礎練習をしてみよう

<練習方法>
①曲を聴きながら手拍子をして拍を取る
②取っている拍のどのタイミングに言葉が入ってくるのかチェック
③メトロノームに合わせてリズムを正確に取って練習
④メトロノームに合わせてメロディラインを歌う
⑤メトロノームに合わせて歌詞をつけて歌う
⑥メトロノームに合わせて抑揚をつけて歌詞で歌う

詳しい練習解説記事はこちら↓
めちゃくちゃ丁寧に書いたおかげか、You Tube見るよりも実践しやすいとお声を頂きました。
ぜひ練習してみて!

正確なリズムで歌う練習方法
歌のリズムを正しく取るのは難しい、そう思っていませんか?そりゃそうだ、正しいリズムの取り方なんて誰も教えてくれないし、カラオケはガイドメロディの音や音程バーに忠実に歌えば簡単の高得点が取れるからリズム取れなくても大丈夫!(と上手な人は大体言...

【反応速度タイプ】無理に全部地声で歌わない

そうでもないんだよな~なんか違う、という方。
声を出す時に余計な力を込めて歌っていませんか?


大きな声で歌わなきゃならないと思っていたら、ちょっと違う。
全部地声で歌わなきゃならないと思っていたら、そんなことはありません。


自分の持っている音域の中で自分の声だったら力まずに出せる声の種類で音を歌うのが正解だったりします。
声って別の記事でも紹介しますが地声と裏声ってグラデーションなので「コレジャナキャダメ」はないし、こだわると無理な発声になりやすいんです。

つまり全部地声で歌おうとして発声に時間がかかるとリズムが乗り遅れやすくなるから、テンポの速い曲は歌いづらくなるというパターンがある。


正確に自己判断できる人は声の解像度を上げてどういう状態か見極めてみてください。
状態が見極められたら店舗に合わせるのはかなり楽になってきます。
どの音域でどんな声を使えばいいか分からない場合は、専門家に一度見てもらった方が早いことも多いです。

【発声設計タイプ】音程が離れている時、時間をかけて音程を探らない

「【反応速度タイプ】無理に全部地声で歌わない」に通ずる部分もあるのですが、離れている音程を歌う時に時間をかけていないませんか?

例えば1オクターブを8分音符で行き来しなければならない時、高音にあがる際コンマ何秒か遅れる等。
逆もしかり。いきなり低音に下がる時に音程を探っていませんか?

声の瞬発力を鍛えたり発声のピーク調整を行わないといけないので専門的な練習が必要になるが、テンポの速い曲で一番問われるのはこの部分だったりします。

自主練するのであれば、ピアノアプリなどを利用して離れている音を時間をかけずにパッパッパと歌えるように発声練習をするのがおすすめ!
(音のイメージが大切になるので、音楽の経験がない人はどういう練習か想像できないと思うのでYou Tubeを検索して音程練習するか、ボイトレ受けた方が確実にうまくなります)

<おススメ練習曲>
Catch the Moment/LiSA

LiSAの"Catch the Moment"をApple Musicで
曲・2017年・時間:4:42

ちなみにLiSAがこんなに音程ガタガタの曲で高音を続けて歌えているのは発声のピークが早く、瞬発力もあるので余計な力を入れずに歌えているからです。

【発音・滑舌タイプ】滑舌を鍛えよう!

結構見落としがちなんですが、そもそも呂律は回っていますか?


たとえば多い相談が「さ行」「ら行」が苦手という音!
舌の使い方が甘くて普段の話し方から苦手な人も多い音です。


舌をどの位置にあてたら綺麗に発音できるのか
口の開け方はどうしたらいいのか
唇に余計な力が入っていないか

鏡を見てしっかり口元をチェックして滑舌改善をすると、意外とテンポの速い曲は怖くなかったりします。

ただし、発音に難がある人は素直にプロに頼んでくださいね。
間違った正しい練習方法を読んで自己判断で練習するのは残念ながら自己流になるので・・・

最後に

以上、テンポの速い曲を歌う時のコツを5つ紹介しました。

実は何を隠そう、私もテンポの速い曲は苦手でした。
理由は歌の専門ジャンルが声楽だから。

マイクなしで歌うジャンルなので、声の美しさ(発声)を引き立てて歌う為テンポの速い曲は発声上遅れがちになる。
リズムの取り方がそもそも異なるのでバラードはめちゃくちゃうまく歌えるがアップテンポは割と壊滅的でした笑

テンポの速さに振り回されず、今の自分の歌い方を知るところから始めてみてください。


どこで時間を使ってしまっているのか、どこで出遅れているのか。

それが分かると練習するべき点も見えてきます。
この記事を読んで自分がどのタイプに該当するのか、分かるだけでも成長!
テンポの速さに振り回されず、自分の歌を歌えるきっかけになれば嬉しいです。

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