カラオケで90点取る、歌の上達を目指す人達にとって一つの関門であるのが「90点」の壁。
今60点の人は70点。
今70点の人は80点。
今80点の人は90点。
10点ずつ上達していくのがオーソドックスな上達方法だ。
今回はそのステップを順当に進んでいく為の練習方法についてお話しよう。
結論:音程が正確でリズムが合っていれば90点は容易に取れる
実はカラオケの高得点の取り方は抑揚や表現力はほとんど関係ない。
最近は表現力を評価するカラオケの機種もあるが、基礎的な部分が出来ていれば90点なんて簡単に取れる。
音程
リズム
この二つが正確に取れていればカラオケは90点以上は必ず取れる。
逆に正確に取れない曲(取りにくい曲)は自分にとってどちらか(またはどちらとも)が苦手な曲になる。
つまり、地声で高い声が出なくてもカラオケの高得点は取れる。
90点以上取りたい場合はビブラートやしゃくりなどを効果的に使えばいいだけで攻略法としてはシンプルだ。
じゃぁ、音程とリズムを正確にするためにはどうしたらいいのか?
次はその部分を話していこう。
1.カラオケアプリで音程を正確に取る準備をする
カラオケアプリの「JOYSOUND」はご存じだろうか。
カラオケ店に行くとカラオケの種類を選ぶ時にJOY派とDAM派で別れるのはカラオケ好きの間では当たり前だが、あまり気にしないという人もいるだろう。
アプリのJOYSOUNDは歌の練習に最適なアプリだ。
ただし、その使い方は「精密採点をするためではない」。
このアプリは「伴奏」と「ガイドメロディ」の音の大きさを変える事ができる。
原曲では聞き取りづらかった音程が、伴奏の音量をがっつり下げてガイドメロディの音量をがっつり上げる事によって分かりやすくすることができるのだ。
詳細は各アプリでチェックして欲しいが、歌の練習に本当に最適だ。
iOS用↓
Android用↓
2.片耳を手で塞いでガイドメロディの音程に合わせて歌う
アプリで練習したい曲の各音量をいじったら、歌いながら自分の声の出している高さがガイドメロディをあっているかを内耳と外耳と自分の脳みそでチェックしよう。
細かくずれている場所があるようなら精密採点で音程バーで確認した方がいいが、最初から視覚で確認するのはナンセンス。
自分の声を自分で聞く癖をつけない限りは音程が合う事は一生ないので、まずは自分の出している声を聞こう。
逆に自分の声も聞こえていて音程がずれているのは分かるが、合わせるのが難しい人もいるだろう。
そういう人は自分の出している声の高さ(トーン)を気を付けられていない事が多い。
自分がいまどの位声量出しているのか、喉を絞めているのか、出している息の量はどの位か?などで自分の出している声のトーンをチェックしよう。
<どうしても音程が取れない基礎から練習したい方はこちらの記事へ>
3.メトロノームに合わせて歌う
「曲タイトル + BPM」で検索すると、その楽曲のスピードであるBPMが表示される。
このBPMに設定したメトロノームを鳴らしながら曲を歌ってみよう。
びっくりするくらい歌がずれていないだろうか。
このリズムが正確であればあるほどカラオケの得点はあがる。
間奏もしっかり数えてメトロノームだけで曲が歌えるようにすると劇的に歌がよくなる。
<どうしてもリズムが分からない人の練習用記事はこちら>
4.ガイドメロディを外して歌う
カラオケではオプションで外さない限り、基本的にガイドメロディが小さく入っている。
つまり、耳が勝手に知っているメロディを探してそれに合わせて歌う癖が勝手についているということだ。
自分で覚えた音程で歌ってこそ音程は正確になるのだが、ガイドメロディを追ってしまうと練習して覚えたメロディがどこかに行くので音程は悪くなる。
必ずガイドメロディを外した状態で歌おう。
この時、音程やリズムがブレる原因になるのでしゃくりやビブラートもなるべく入れないように。
5.採点しよう!
さぁ採点してみよう!
この練習方法ならほとんどの人がカラオケの点数が伸びる。
逆に疑って一つでも練習しなければ伸びない。
是非信じてやってみて欲しい。
最後に
結局カラオケの点数を伸ばすのも歌の上達にせよ練習しかない。
そして「歌はセンス」なんて話もよく耳にするが、地道に練習すればセンスなんて関係なく基礎力があればカラオケの点数は高くなるのだ。
ただ、人と一緒に行った時に評価されるのがカラオケの点数(基礎力)ではなく表現力(応用力)や歌声(その人が生まれ持った声で替えがきかないもの)ばかりなので、なんとも世知辛い世の中だなぁと感じる。
歌声(持ち物)が良くて
音程やリズム(基礎力)が合って
表現力(応用力)があるなら
そりゃあうまいよね、って話。
歌声なんて生まれ持ったものだから身長が高いとか顔が整ってるとか、そういうものと同じだ。
でも今の時代は、身長の低いバスケ選手がNBAで活躍する時代だし、スリムではない体形でもモデルとして活躍できる時代である。
「いい声」だけが歌に向いているのではなく、基礎力と応用力で自分の声をよりよく輝かせる事ができるし、基礎力は時として「歌声だけがいい」人より上手に歌を歌う事が出来る強い味方なのだ。
カラオケの高得点が歌のすべてではないが、基礎力を高める為には合ってしかるべき能力だ。
ぜひ練習して取れるようになって欲しい。
そしてこの記事を読んでくれた人にとっていい歌がたくさん歌えるようになる事を祈っている。
【ボイストレーニングはこんな人にオススメ】
・歌がうまくなたい
・いい声になりたい
・プロの歌手を目指したい
・カラオケで高得点を取りたい
・高い声が出せるようになりたい
・低い声が出せるようになりたい
・リズム感を身に着けたい
・声で人生を変えたい
【ボイストレーニングを受けるとこんな効果が!】
・歌声がよくなる
・音程が正しく取れるようになる
・リズム感が身につく
・歌が上手に歌えるようになる
・声で人生が変わる
【ともよせんせーのレッスンのいいところ】
・どこまでも褒める!でも厳しい事も言う!
・できない点をはっきり伝えて解決法も教えてくれる!
・できない事に対して解決方法の提案数が半端ない!
・歌上達へのアプローチの手数が多い!
・笑顔の絶えないレッスン!
・歌の上達を自覚しやすい!
・自分のマインドが前向きに変わる!
【メニュー】
・ボイストレーニング
└歌声や話し声に関する「発声」を整えるメニュー、声が良くなる!
・ソルフェージュ
└音感やリズム感を正しく身に着けるメニュー、歌の基礎力が身につく!
・ボーカルレッスン
└歌の抑揚や強弱、テクニックを上手に使うためのメニュー、歌が上手に歌えるようになる!
・音楽理論
└音楽をより深く知りたい人向けのマニアックメニュー、楽譜が読めて作曲ができるようになる!
無料体験レッスン受付中!
オンラインレッスンも同じメニューを提供中☆
下記画像をクリックしてHPで予約チェック!
コメント