音楽が上手いのに売れない人がやっている“たった1つの共通点”

歌や音楽

みなさん、こんにちは。
ボイストレーナー・話し方講師の
新田知代です。


「歌、上手ですね!」と言われる。
ライブで褒めてもらえる。
SNSでも「すごい」「感動しました」と
コメントがつく。
自分でも演奏は安定していると思う。
表現力もしっかりある。

でも——

なぜか仕事に繋がらない。
そんな経験はありませんか?


たまに依頼は来る。
でも単発で終わる。
「いいですね」と言われるのに
次の継続の話にはならない。

努力も練習もしているのに
どうして音楽を仕事にできないんだろう。

努力している。
練習もしている。

でもどこか空回りしている感覚がある。

もしあなたが
「上手いのになぜか売れない」
と感じているなら

そこには、多くの人が無意識にやっている
“たった1つの共通点”があるかもしれません。

今日は、その話をします。

ちなみにこのテーマは、
音声でもお話ししています。
文章より“声”で聞いた方がイメージしやすい方は
こちらからどうぞ。

▶︎ 音声で聞くPodcast(リンクは後ほど)
▶︎ 音声で聞くstand.FM(リンクは後ほど)

実は技術不足が原因ではない

まずお伝えしておきたいことがあります。

多くの場合
音楽が仕事にならない原因は
「技術不足」ではありません。


実際、技術不足でないなら
音大・音楽専門学校を卒業した人は
全員音楽の仕事についていないと
説明がつきませんよね?

でも、実際学校を卒業する90%の人は
様々な理由で一般企業に就職します。



歌などの演奏技術が高くて
コンクールで沢山の賞を取って
学内の評価が高かったとしても

仕事にならない人はいます。


それはなぜか。

音楽は芸術・表現の世界ですが
仕事になる瞬間には
“別の視点”が必要だからです。

売れない人の“たった1つの共通点”

共通点はとてもシンプルです。

それは

「自分のやりたい形のまま、
音楽を届けようとしていること」



もう少し具体的に言うと

“自分が満足する基準”で動いていて、
“相手が欲しい形”を考える時間が少ない。

ということです。


例えば、こんな基準が
あなたの中にありませんか?

・自分が歌っていて気持ちいい楽しい曲を選ぶ
・難しい曲に挑戦して「成長した」と感じる
・「このクオリティなら3万円は欲しい」と価格を決める
・レッスン内容を“自分が教えると楽な順番”で組み立てる


これらはご自身の音楽経験に基づいて
判断して行動されていると思いますし
自分に対してそう考えるのは自由です。

難しい曲にチャレンジできるのも、
それだけ実力があるからこそ可能なことです。

決してそこを否定するわけではないし
間違っていません。


しかしここで一度、
問いを変えてみましょう。

「相手は、何にお金を払うのか?」


プレイヤー本人が上手いかどうかは
もちろん仕事にも影響しますが
どちらかというと+αの部分です。

・その人の悩みを解決できるか
・その人にとって分かりやすいか
・その人が“欲しい”と思える形になっているか

ここが抜けると

“いい音楽”はできても
“選ばれる音楽”にはなりません。


夏祭りへゲストシンガーで行って
その時の気分だからと言って
バラードばかり歌うシンガーは
お祭りを盛り下げてしまうので
次は呼ばれなくなってしまいます。

必要なのは
「お祭りを盛り上げる歌手」



チルいラウンジで
夏フェスのような歌ばかり
歌うシンガーも呼ばれなくなります。

必要なのは
「チルを感じさせてくれる歌手」


実際に仕事になるのは

“自分がやりたい音楽”ではなく
“相手が欲しい音楽”です。



ここが、
上手いのに売れない人がやっている
“たった1つの共通点”。

無意識です。
私もそうでした。

だから私は
一度立ち止まって考え直しました。

上手い人ほどこの1つの共通点にハマる理由

実はこのズレ
「上手い人」ほど起きやすいんです。


なぜなら

「実力があれば、いつか評価される」

と信じているし
もしかすると周りから
そう言われているかも知れません。

その想いは間違っていません。
そしてそう考えるのも自然なこと。

でも“仕事”になるのは
上手い人ではなく“選ばれた人”。


この選ばれた人というのは

✔ 誰の悩みを解決できるか
✔ どんな価値を提供できるか
✔ どんな未来を見せられるか

これらが明確に提示されている人。


ここが静かに分かれ道になります。

じゃあ何を変えればいいのか?

音楽を仕事にしたい、
自分は変わりたいんだ。
そう思ってこの記事に
辿り着いた方もいらっしゃると思います。

変えるべきは
想いや才能ではありません。


“考える順番”です。



多くの人はこう考えます。

「何を歌おう?」
「どんなレッスンをしよう?」
「いくらにしよう?」


でも本当の順番は逆です。
まず考えるのは

「誰に届けるのか?」



例えば

✔ カラオケが上手くなりたい社会人
✔ オーディションに受かりたい学生
✔ 高音が出なくて悩んでいる人
✔ スピーチを控えている経営者

相手が変われば、
必要な内容も、言葉も、価格も変わります。

次に考えるのは、

「その人は、
何に困っているのか?」



実は
“歌が上手くなりたい”は表面の願い。


本音は、

・人前で恥をかきたくない
・評価されたい
・自信を持ちたい
・オーディションに受かりたい

かもしれない。




そこまで掘れて初めて、

「じゃあ自分は何を
提供できるか?」

が見えてきます。


ここまで整理できると

価格は“自分の希望額”ではなく
“解決する価値”で決まります。



でもここで多くの人が止まります。

なぜなら自分の強みは
自分では当たり前すぎて見えないから。

そして自分の音楽を客観的に見るのは
想像以上に難しいからです。

自分では気づけない理由

なぜ自分の音楽を客観的に見られないのか。
理由はシンプルで自分にとって当たり前だからです。

・自分の強みは何か
・自分と市場に出ているサービスはズレているのか
・何を伸ばせば収益になるのか


これらを
最初から分かっている人はほぼいません。
自分の声が一番生きるカバー曲や
歌いまわして人から褒められる部分って
自分で最初から「いいでしょ」と
思えたところはなかったのではないですか?



自分の悪い所は分かる
でも自分の良さは分かりづらい
だから客観視するのは難しい。

そこで自己理解を深めようとして

「もっと練習しよう」
「もっと上手くなろう」

に戻ってしまう。



でも本当に必要なのは、
練習量を増やすことではなく

例えば、

・「とにかく歌が上手くなりたい人」ではなく
 「カラオケで高音が出なくて困っている30代男性」に届けると決めること。

・「ボイトレをします」ではなく
 「裏声が出なくて悩んでいる人向けに、3ヶ月で高音を安定させる」と言葉にすること。

・「私は声楽をやっています」ではなく
 「クラシック経験があるから、発声の基礎から丁寧に教えられる」と強みを伝えること。

かもしれません。

同じ実力でも
“誰に向けて、どんな未来を約束するか”

がはっきりすると、
初めて仕事になります。

上手くなることと、
選ばれることは別です。


音楽の完成度を上げる努力と、
「この人にお願いしたい」と

思ってもらう工夫は違う。


ここが変わると収益は動き始めます。

音楽が上手いのに売れない理由と仕事に変える方法

ここまでの内容で
音楽で生きている人たちは
天才ばかりではないことが
伝わったでしょうか。

実際に仕事にしている人は
こんなことをしています。


例えば

「歌が上手い」ではなく
「高音が出なくて悩む人専門」と打ち出す

「歌が上手い」だけではなく
「1日5曲納品できる歌手」として打ち出す

「音楽を作る人」だけではなく
「配信用オリジナルBGMを作れる人」として打ち出す

SNSで歌を投稿するだけでなく
「リクエストがあった曲」なども発信する


つまり

スキルの上手さそのものではなく
「この人いいな」と思ってもらえる
“選ばれる形”に整えているのです。


具体的に「どうやって収入を作るのか?」については
こちらの記事で月5万円を目安に現実的な方法をまとめています。

▶︎ 音楽で月5万円稼ぐ方法|副業から安定させる現実的な収入設計

本気で音楽を仕事にしたいなら

多くの人は

・実力を上げることに集中する
・難しい曲に挑戦する
・練習時間を増やす

ここまでは本当に真面目です。
そしてそれは素晴らしい才能です。

でも、仕事に変えている人は
そこにもう一つ足します。

・誰の悩みを解決するのかを決める
・その人に届く言葉で発信する
・継続に繋がるような仕組みを作る


違いは、努力の量ではなく
“努力の向き”です。




本気で音楽を仕事にしたいなら

今のやり方が
“上達のための努力”になっているのか
“仕事にするための動き”になっているのか

一度見直してみる必要があります。

「上手いのに売れない」と感じているなら
足りないのは才能ではなく
“向き”の違いかもしれない。


今、自分がどの段階にいるのかを客観的に確認したい方は、
こちらの記事も参考にしてみてください。

▶︎ 音楽を仕事にする5ステージ|あなたは今どの段階?



私のレッスンはあくまで歌が中心です。

発声や表現を丁寧に整えながら
あなたの強みがどこにあるのかを
一緒に見つけていきます。


その中で

「仕事としてやっていきたい」
という相談があれば
今の段階や、どんな方向が合いそうかを
お話しすることもあります。


特別なビジネス講座を
するわけではありません。


でも、歌を続ける中で
“どうすれば選ばれやすくなるか”
という視点は自然とお伝えしています。




まずは、声と歌を磨くこと。
その延長線上に
仕事という選択肢が見えてくる人もいます。

歌を磨きながら
その先の可能性も考えていきたいと
思っているなら。


まずは体験レッスンで
今の状態を一度見せてください。

歌としっかり向き合う時間の中で
あなたに合った進み方が自然と見えてきます。

詳細は下のリンクからどうぞ。
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