自分のいる「歌環境」、選んでいるだろうか?
自分の歌のうまさは自分がいる歌の環境によって変わる。
そんな事は意識した事あろうだろうか?
プロを目指している人、カラオケ上達したいけど、どうしたらいいのか分からない人。
そんな人に読んでもらいたい、今回の記事。
歌や上達するための意識は、環境が変わると一気に変わる。
学校のテストでも家では中々やる気がでなくても、テスト直前に周りの子がやっていたら教科書位は開いておかないとな・・・となる。
一人で歌の練習が出来ればいいのだが、中々やる気になれない事だって多い。
何なら、どの位練習すれば上達するのかなんて練習の量だって分からない。
そんな時は環境を変えよう。
以前書いた記事
歌手・歌い手になる、という夢の叶え方
こちらにも通ずる部分はあるのでぜひ目を通して欲しい。
1.練習するのが日常となっている場所に身を置く
音大を卒業した人たちがどうして音楽レベルが高いのか、考えた事はあるだろうか。
ちょっと想像しにくいかもしれない。
音大は通常の講義を受ける講義室の他に、生徒が練習する為のピアノが用意された練習室がある。
大体予約制になっているのだが、アパートなどで練習できない場合学校で練習する事ができる。
この予約、勿論空いている時もあるのだが大体すべて埋まっている事が多い。
空きコマ等に空いている練習室があったらフラッと入る。
→フラッと入ったら練習する。
この流れが大体出来上がっている。
実技テストが近いから練習する、というわけではない。
時間が空いていたら練習する、という癖が身についている。
大体毎週1回各実技の練習があるのだが、そこで出される課題を次のレッスンまでにクリアしないといけないので大体練習漬けになる。
周りにそんな人しかいなかったら自分だって練習する気になるだろう。
(勿論色んな意味で例外もいるけど・・・)
練習すればレベルはどんどん上がる。
自分が練習したい気になる環境というのは大事なのだ。
「そんなの音大の人だけだよー」という人はSNSなどをうまく活用しよう。
夢を目指して頑張っている人のアピールを見てやる気を出して練習に向かうのもアリ。
自分の行動のきっかけになるものを環境から掴もう!
2.高い目標を持つ人がいる環境に身を置く
歌や音楽をやる人の目的や目標は様々だ。
勿論ボイトレも「プロになりたい」という人もいれば「カラオケが上達したい」「歌が上手になりたい」とバラバラな事が多い。
「将来プロになりたい」と考えていても周りが自分と異なるマインドの場合、「どうやったらプロになれるか?」の情報などが入ってこない。
付き合う人間を変えたら世界が変わった、なんて話はよく聞くが歌も同じ。
一緒に行くカラオケの仲間等も「いつものメンバー」ではなく、ある一定以上の歌唱力がある人達が集まるオフ会やカラオケ大会に行くといい。
(コロナ落ち着いてからね)
「頑張れる理由」「どの位上達したい」「どういう風になりたい」その目標が高い人たちとお付き合いする事で自分の意識改革にも繋がる。
また、入ってくる情報も変わるので、欲しかったオーディション情報や仕事の話なんかも回ってきやすい。
横や下を見て今いる環境に甘んずるのではなく、上を見てどんどん先のステージへ進めるようにしていこう!
3.自分よりレベルの高い場所に飛び込む
時折、自分の実力以上のものが舞い込む事がある。
例えばライブブッキングの話で、憧れていた人や目標にしていた人と対バンしないか?と声がかかった時。
自分の実力以上の仕事が舞い込んできた時。
自分が分不相応だと感じる時。
迷わず飛び込め!!!!
チャンスはそこにしかない!!!!!
昔誰かから聞いたのだが、自分にとっていい意味で分不相応な仕事やチャンスが巡ってきた時それが「成長期」なのだそうだ。
一つの試験みたいなもので、チャレンジして成功すれば絶対に自分が成長できる。
そのチャンスを掴む為には、常に自分がいるステージをアップデートし続ける必要がある。
因みに自分が分不相応だと感じていても周りからの評価では相応と思われているからチャンスが巡ってくるのである。
それを積み重ねていけば、いつの間にか見晴らしのいい場所に立つこともできる。
自分を卑下したり、必要以上に小さくなる必要はない(節度は必要だけれど)
それは正当な評価であり、自分のマインド面を成長させる為の一つの手段だ。
頑張って自分がレベルが高いと思っている場所に飛び込んでいこう!
4.自分の敵は過去の自分、他人と比べず自分に集中する自己環境
歌のうまさを他人と比較して「自分は下手くそ」と落ち込む人がいる。
思わず他人と自分を比べてしまう気持ち・・・わかる・・・
分かるんだが、比較すべきは過去の自分とであり他人ではない。
でも、どうしても他人の芝生がめちゃくちゃ青く見える事ってある。
そんな時はメンタルが弱っている時なのでステーキ食べてアイス食べてあったかいお風呂に入ってさっさと寝よう。
フラッシュバックして眠れない時は筋トレして体力使いまくって泥のように眠ろう。
大事なのは過去の自分がどれだけ成長しているのか。
本番で声がひっくり返りやすかったのに、今回はひっくり返らなかった!も成長。
前の曲では出せなかった声が、今回の曲では出せた!も成長。
前にやろうとしてできなった事が、ちょっとでもできた!も成長。
自分が自分と比較できるようにマインド面の環境も整えよう!
歌は目に見えない分、どううまくなったかが分かりにくいので録音して溜めておくと分かりやすい。
過去の音源を聴くと下手くそだな~と死にたくなるが、今の歌を比べた時に「成長したな」と涙ぐむ事もある。
自分自身と向き合って練習を重ねていこう!
最後に(独り言付き)
この「環境」、意外と馬鹿にできない。
ともよせんせー、実は大の練習嫌いである。
今でもできるだけ練習はしたくない←
いや、必要な分は絶対にする。
するようになったのにはワケがある。
のだが。
少しともよせんせーの身の上話をする。長いのでスルーしてもらって構わない。
ここまで読んでくれてありがとう!!
環境を変える事によって、この記事を読んでくれた人の歌が上達できるよう応援している!
というわけで物好きさんはどうぞ↓
環境って大事なんだ、と一番カルチャーショックを受けたのは高校3年生の時だ。
高校生になると「選択授業」なるものが後半出てくるのだが、高校3年生の時私は迷わず「音楽」を選択した。
通っていた高校は大学も併設されていて、その学科の中に「音楽科」(世間一般で言う音大の小さいバージョン)もあった。
なので、選択授業で音楽を選ぶという事は、「音楽科(音大)受験をする人」が必然的に集まってくる。
(そのまま併設の大学に進む子もいれば外部大学受験の子もいる)
私と同じように声楽専攻で受ける人もいれば、ピアノ、ヴァイオリン、フルート、オルガン・・・などそれぞれ得意なジャンルで受験するので、「音楽」の授業は受験対策として音楽理論や歴史を勉強する事になる。
その授業に行くと必ずと言っていいほど、同じ専攻同士で「今やっている課題曲」の話になる。
何なら全員ピアノが弾けて当たり前なので、専攻以外のテスト曲の話で盛り上がったりする。
クラシックは大体課題曲の順番が決まっていて、進めば進むほど専門性の高い楽曲を演奏するようになる。
自分がもらっている課題曲で、お互いのレッスンの進捗具合が分かるのだ。
つまり、そこの話についていけなかったり、いつまでも同じ楽曲でレッスンが止まっていると結構目立つ。
というか「やる気ある?」と自分の肩身が狭くなる。
選択授業でもしっかり演奏の場は与えられるので、そこで下手くそだったら目も当てられない。
練習するしかないのだ。
若かりし頃のともよせんせーは思った。
練習嫌いだけど、このままでいたら取り残されるし、この人達と受験で争って入学する為には他人のうまさとか比較して落ち込んでる場合じゃないと。
もしかするとこの中で一番になる位上手じゃないと、音楽科は入れないんだと。
例え内部推薦であがるとしても、音楽科は実技テストがあるので演奏できない子は容赦なく落とされる。
練習するしかない。
練習嫌いで本当にピアノも歌も下手くそだった私が、死に物狂いで練習して大逆転を巻き起こす最初のきっかけである。
そういう刺激を与えてくれたのが「環境」である。
環境が変わると考え方も変わる。
そのお陰で今私は小学生の頃に思い描いた「音楽の職業に就きたい」という夢を叶えている。
おしまい。
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・自分の歌に対する意識が変わって、もっと上手になりたいと思える!
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・先生めっちゃ褒めてくる(笑)
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