EVT Lv.1公式講習会を終えたパッションで書いているやつ

こんにちは。
ボイストレーナー・声楽家・話し方講師の
新田知代です。

2025年11月22～24日に都内で開催された
Estill Voice公式講習会のLv.1に参加してきました。
Lv.2も11月29、30日に開催されるので
そちらも参加予定ですが先に感想だけ言いたい。

ずっとこの勉強を
していたい！！笑

そもそもEstill Voice Training（EVT）を
知ったのはこれまでの自分を打破したく
ポップスも声楽も対応できる
トレーナーに教わりたいと思っていた時に
出会った菜央美先生がきっかけ。

声楽あがりで声楽の歌い方を中心に
様々なジャンルの歌知識をかじってきただけの私に
分かりやすく声の仕組みや
「なぜ私にこの声が出せないのか」を
理論的に教えて下さっている方です。

歌も抜群にうまいのですが
ロジカルに教えて下さるのが
めちゃありがたくて！！
いつもお力をお借りしております。

その菜央美先生がレッスンの後に
「知代さんならおすすめなのでよかったらぜひ」
とお声がけをいただいたのが
2023年の公式講習会でした。

菜央美先生も勉強されていて
菜央美先生くらい
クリアに解像度高く声のことを知れたら
もっと声や身体の使い方が分かるようになる
私自身のキャパを広げられるし
レッスンに生かせるよね！！

と受けたい気持ちがずーっとあって。
受けたかった講習会なのです。

時期的にどうしても仕事の繁忙期になるので
5日間もスケジュールを空けられず
（空ける勇気が出ず）
見送り続けてきましたが
今年はもう踏ん張って空けて受講しました。

めっちゃ！！！
たくさんの方のご協力のお陰で
参加できています、
本当にありがとうございます！！

菜央美先生のレッスンを受けていたからこそ
分かる部分や理解が深まった場所。
基礎的な考え方や自分に足りない部分が
たくさん見えてきたのも事実。

これって参加しなかったら
絶対に得られなかったことです。

途中でペンのインクが出なくなるくらい
めっちゃノート取りました（笑）

中でも一番、
衝撃的だった部分。

話すこと
歌うことは
不自然なことである

ということです。

声帯があるので音を出す
ということは可能、自然なこと。
産まれたばかりの赤ちゃんが
鳴き声をあげられるように
音を発することは可能。

でもその「音」をコントロールして
音程を作り出したり
声質を作り出したり
発音を作り出すことは
「学習しないとできないこと」
→不自然を自然にする練習が必要

この部分に一番驚き
そして納得せざるを得なかった

だって私が日頃考えていることと
同じだったらから。

「音痴を直せますか」
という相談をいただく機会があります。

それはご本人についてだったり
お子さんについての相談だったり
周りの方についての相談だったり
パターンはあるのですが

「音痴を直す」という
音程を正確に取れるようにしたい

という相談が一般の方から多いです。
正確な音程で歌えた方が楽しいし
周りも「いいね！」ってなるもんね。
直せるものなら本人も直したいよね！

と私も歌を習っていなかったら思うので
相談いただくのは全然OK派です。

で、そこで私の回答は決まっていて。

直せます。
ただし、理由があって
直せない場合もあります。

とお伝えしています。

ごちゃごちゃ書くと長くなるけど
とりあえず
・耳は正常に脳に音を伝えているか
・脳が音楽的な音程を認知できるか
・脳が認知している音を声で出せるか
　→自分の声とピッチのズレが認識できているか
　　自分の声のコントロールができてるか
　　発声するための筋肉に異常はないか

などなどの問題があってですね
もっとあるんだけど分かりやすいところね！！
（もう長い笑）

「音が正しく声でアウトプットできない」って
理由が多岐に渡りすぎて
「できます！」なんて言えないんです。