声と話し方のこと、少しずつ書いていきます

こんにちは。
ボイストレーナー・声楽家・話し方講師の
新田知代です。

このカテゴリには
「声」や「話し方」について、

レッスンの中で実際によく起きていることや
私自身が日々感じていることを
少しずつ書いていこうと思っています。

声は、その人の状態がそのまま表れます。

緊張しているときの声、
無理をしているときの声、
安心しているときの声。

どれも本人が思っている以上に、
ちゃんと外に伝わっています。

「もっとハキハキ話したい」
「声が小さいのが気になる」
「緊張すると声が震える」

そんな相談を受けることも多いのですが
私がいつも伝えているのは、
“うまく話そうとしすぎなくて大丈夫です”

ということ。

声が変わるときって、
テクニックだけで起きるものではありません。

体の使い方や、呼吸や、気持ちの向きや、
「どう在りたいか」
「どう見せたいか」
と強く結びついています。

レッスンでは、
声の出し方を練習する日もあれば、
体の使い方を見直す日もあれば、
テクニックについてインプットの日、
ただひたすら雑談して終わる日もあります。笑

でも不思議と
そういう時間の積み重ねの中で
いつの間にか声が変わっていたり
声のコンプレックスや
話すことへの苦手意識が薄れていたりします。

このカテゴリでは、
「こうすれば必ず良くなります」といった
やり方そのものは、あまり書かないかもしれません。

それよりも
声や話し方との付き合い方が
ほんの少しだけ楽になるような視点を
気が向いたときに、
ここに置いていけたらと思っています。

もし、読んでいる中で
「なんか分かる気がする」とか
「それならできるかも」と感じる瞬間があったら
そこが変化の入り口です。

もし、声や話し方のことで
少しだけ誰かに見てもらいたいな、
と思うことがあれば
レッスンのご案内もこちらにそっと
置いておきます。